選ばれるコンセプト設計のステップ(後半)

選ばれるコンセプト設計のステップ(後半)

※動画のスライドはコチラ
コンセプト設計ワーク


前回の続き
コンセプト作りの後半になります。


前回の動画では・・・

コンセプト
についてお話ししました。

コンセプトとは
誰に どんな価値を
どんな方法でと届けるのか?

サロンの
基盤となる一貫させるテーマ
の事でしたね!


では、今日の本題です。
コンセプトの
どんな価値を について
お話ししていきます。


以前の動画で平均顧客単価
計算していただきました。


あなたの平均顧客単価は一般的に
高いのか?安いのか?分かりますか?


まずは、
自分の平均顧客単価が
どのくらいの位置にあるのか
ネイル業界全体の平均値と共に
みていきましょう!


こちらのスライドは
リクルートが取ったアンケートを
引用した内容です。


20代〜50代のサロンで
1回あたりにかかる料金の全国平均です。

ハンドのジェルネイルで5056円
フットのジェルネイルで4345円

20代〜30代に限って見ると
1回のサロン利用金額は5687円
っというデータがあります。


ネイルは、メニュー
デザイン内容や、アート本数・年代や
都道府県・地域物価などにもよっても
振り幅が広いので
一概に言えない部分がありますが
あくまでも参考までに
この金額を頭に入れておいてくださいね。

業界の平均値と
あなたの平均顧客単価を
実際に比べてみていかがですか?

高いですか?安いですか?
色々と思うところがあると思います。


しかし、大事なのは
金額に見合った品質・サービス
満足度が提供出来ているかどうかです。


例えば、あなたのサロンが
平均と比べ高単価ならば
満足度が上がるような高い
サービスを提供できていればOKなのです。


あなたは、
この図のどの部分にいますか?


先ほどのスライドの
平均値を左の図の真ん中部分(中単価)に
置いて自分の平均顧客単価が
どの部分にあるかみてみましょう!

デザインにもよるので
決して断定はできませんが

ジェルネイルで
1番低い金額は3000円から始まり
高額だと15000円くらいです。

もしあなたの平均顧客単価が
7000円だどしたら
中単価の上くらいになりますね。


なので、常に来店のお客様に
⭐︎4つ以上を頂ける満足度を
提供出来ていれば
適正価格だという事です。


では、
満足度についてのお話しです。


満足度を上げるためには
3つの付加価値がというのがあります。


この図の下にある
機能的価値から説明していきますね。

 

機能的価値とは・・・
商品やサービスの、使いやすさ
便利・安心・安全など
品質や機能がもたらすメリットの事をいいます。

次の、情緒的価値とは・・・
サービス・商品を利用することで
いい気分なる・いい気持ち・充実感など
得られるプラスの感情や体験の事をいいます。

1番上の自己表現的価値とは・・・
商品・サービスを利用する事で
自己表現をする!
自分の価値スタイルを表現するためには
そのブランド・商品を使用する価値の事をいいます。


機能的価値はお客様から
商品・サービスを選んでもらうためには
最低限必要な要素になります。

ネイルサロンでも、
技術面ならば一定ラインの仕上がりは
当たり前で、持ちも最低3週間、
お爪を痛めない施術というのは
大前提ですよね!

このように
あって当たり前の部分なので、
この機能的価値だけで他社と差別化を
はかるのは非常に難しくなってきています。

一方で
情緒的価値というのは、
その商品やサービスを使用した際に
お客様が体感できる感情的な
付加価値のことを指します。


つまり、お客様の
感情に訴えかける価値のことです。


この例え話しでよく出てくるのが
アップル製品のiPhoneです。

「iPhoneを使うと、ワクワク!
    なんかカッコよくなれる!」

「iPhoneはクリエイティブ!
  自分もオシャレになった気分!」

iPhoneを使ったり触ったりすることで、
どんな自分になれるのか、
そしてどんな気持ちにさせてくれるのか。

機能的には他のスマートフォンと変わらないのに、
iPhoneでしか満たされない”気持ち”があるんです。

これが、情緒価値です。


価値提供で最上位に位置するのが
自己表現的価値です。

ちょっと難しくなりますが・・・
自分の価値観を表すのにふさわしいものとして
そのブランドを持っていたり使っていたりすること。
と言われています。


今、この講座を受講している方は
開業準備中や開業初期の方だと思います。


まずは、当たり前の
機能的価値を確実に提供しましょう。

そして平均顧客単価に合わせて
あなたのサロンに行くと、
どんなプラスの感情になり体験が出来るのか
情緒的価値を提供していきましょう!


情緒的価値は
ターゲットごとに変わります。
深堀してニーズにあったサービスとして
提供していくようにしましょう!

あなたのサロンを利用することで
お客様が得れる精神面での
価値はなんでしょうか?


この部分が
あなたのサロンの付加価値であり
コンセプト設計の
「どんな価値を」の部分になります。


今日のアウトプットです。

前回のターゲットワークをもとに
自身が提供できる
情緒的価値を考え
コンセプトを完成させてみよう!


では、この動画は以上になります。
ありがとうございました。
次の動画でまたお会いしましょう!


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