アセトンオフ?!フィルイン?!どっちがいい??

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みなさん、こんにちは! ネイルシュリー松本です。

本日は
【アセトンオフとフィルインのメリット・デメリット】
     について、説明していきたいと思います。

参考になれば嬉しいです。では、よろしくお願いします

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みなさんの、サロンは
    アセトンオフですか?フィルインですか?

今、アセトンオフではなく
   フィルインがいい という風潮になっていますね!

みなさんは、どちらがいいと思いますか?



私の答えとしては・・・
どちらも一長一短 あり、サロン想いに合わせて
決定する事が重要だと思っています。

どんな施術にも
必ずメリットデメリットが存在します。




今、流れがフィルインだから・・・
アセトンが悪いって聞いたから・・・ 
で決めてしまうと世の中の流れが変わった時、
あなた自身がフィルインという技術に
不審を抱いてしまいます。



そして【あなたは、何故この技術でやるの?】っと
お客様から問われた時、
核心をつく返答は出来ないのではないでしょうか。

どちらを選択するかは・・・
あなたの考えに合う方法での選択が重要だという事です!


私自身、フィルインと言う技術を用いていますが
【アセトンオフ】が悪いとは思っていません。
アセトンのメリットも知っていますし、
フィルインのデメリットも十分理解しています。





今までに経験と私のサロンコンセプトから
【フィルインの方が合っている!】
っと言う判断から選択しいます。



今回は、
両者のメリット・デメリットをお話ししていきます。
こちらの内容とみなさんのサロンコンセプトをもとに
どちらの方が自分のサロンに合うか・・・
で選択して頂けたらと思います。




アセトンオフとは・・・
アセトンとは、物質を溶かす性質のある
有機化合物のことです。
このアセトンが配合されているリムーバーのことを、
単にアセトンと呼ぶことがあります。
ジェルリムーバーの主成分もアセトンになります。
ジェルネイル付け替えの時にはベースジェルから全て
除去し、新たにジェルを塗布していきます。




フィルインとは・・・
トップ・デザインを削り落とし、
ベースの部分一層残します。
その上から、また新たにジェルと塗布していくので
アセトンなどの溶剤を使用する事なく
デザインチェンジがする事ができます。





アセトンオフのメリット
フィルインに比べると、技術の難易度が低いです。
初期段階での技術でも比較的短時間で終える事ができます。
(使用するジェルによっても左右される)
また、常に付け替えという状態なので
フィルインでの一層残したベースジェルの劣化などの心配が無く
新しい素材のジェルが爪の上に乗っています。


アセトンオフのデメリット
アセトンは、揮発性の高さと両親媒性
(水と油、相反する両方に溶けること)により、
皮膚や爪の水分・油分を短時間で取り去ってしまいます。
この事から皮膚が弱い方・傷がある方は、
しみたり熱を帯びたりと感じます。

揮発性の高さから空気中に蒸発する速さが速いので
換気が不十分だったり、長時間使用すると、
めまいがするなど目に対する刺激性もあります。

また、強い引火性もあります。
(火がある近くでの使用が厳禁)
この、高い引火性・揮発性の高さから空気中に
蒸発する速さから火気厳禁・換気への対策が必須となります。


※アセトンは人体でも自然に生成されている?!


実は、アセトン体の中で常時生成され、
体に必要な成分として常に代謝の過程で利用されています。
では毒性は全くないかというと、そうではありません。
砂糖、塩だってたくさん服用すれば毒性がでてきます。
リムーバーでの多くのトラブルはアセトン自体では
無くアセトンが招く「乾燥」が原因でおこることが
多いと言われています。

アセトンが悪!っという風潮ではありますが、
人体でも生成されているのでそうとは限らない・・・
しかし、揮発性も高いので必要以上に接触すれば
100%安全とも言い切れません
適切な環境で適切に使用する事が重要!と言う事ですね。





フィルインのメリット
ベースまで表面を削る技術なのでアセトンを
使用しない事でアセトンによる乾燥を防ぐ事が出来ます。
セルフネイルではなかなか、フィルイン技術習得が
難しのでプロならではの技術。
サロン運営において、大きな自信となるでしょう。
ジェルは時間が経てば経つほど、固くなっていきます。 
仕上がりはどんどん強度が増していきます。



フィルインのデメリット
フィルインには高度なマシーン技術は必要になってきます。
表面を削る技術だけでなくリフト部分がある場合は
取り除かないといけないのでリフトの見極め
判断できるかどうかのと言う高い技術が必要です。



マシーンで削るダストは、ファイルで削るダストより
とても細かく量も増えます。
細かいっと言う事は、ファイルオフよりも舞い散りやすい
粉塵であると言う事です。
舞い散れば、体の中に入りやすい・・・
っと言う事にもなりますのでダストへの対策も必要となってきます。



アレルギーは、
このダストから発生する可能性も出てきます。



ジェルは、時間が経てば経つほど
強固になって来るので強度が出てきます。

ここがメリットになりますが急なオフが必要な時には
この部分がデメリットになりオフに時間がかかる
と言う事にもなります。

また、前回のジェルが残っているので
技術不足だとフォルムが厚ぼったくなったり、
なんだか凹凸が出来たり・・・
っと言う事になります。

 

  アセトンオフ フィルイン
技術 表面を削るだけ マシン技術必須・リフトの見極め
ダスト粒子 ファイルの場合粒子は大きめ 粒子は小さく舞い散りやすい
皮膚への負担 皮膚・爪への乾燥を招きやすい アセトンによる乾燥はない
仕上がりフォルム 常に新しいジェルが塗布されるため
自然な仕上がりになりやすい
ベース部分は前回のジェルが残っているので、技術が未熟だと厚ぼったくなりやすい
強度 ジェルの強度のみ 残っているジェルがどんどん強固になるので強度増す
急なオフ いつも通りの対応でOK 急なオフは時間がかかる可能性あり
施術時間 初期段階でも短時間で済む 技術が未熟だと時間がかかる可能



アセトン使用は揮発性・引火性・乾燥が対策が必須
使用中は、換気を十分に行い
使用後は、しっかり保湿を行う事


フィルインは、ダスト問題解決と高度な技術習得が必須
細かく多くのダストが発生するためダストへの対策が必要
技術が未熟だと見た目の問題もありますが
リフト・グリーンネイルの要因にな事も!
技術習得できれば、プロならではの技術なので自信に◎

 

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◆ 今日のまとめ ◆  

上記の内容や、あなたのサロンコンセプトから
どちらをどうして選択するのかを考えてみて下さいね!

十分な想いが乗っているなら、
    あなた選択はどちらでも正解なのです!
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