ジェルオフのコツと時短ポイント!

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みなさん、こんにちは! ネイルシュリー松本です。

本日はジェルリムーバー(アセトン)を使った
 【ジェルオフのコツとポイント】についてです。

参考になれば嬉しいです。では、よろしくお願いします

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はじめに
ジェルオフの手順について簡単に説明です。


1. ジェルネイルの表面部分を削る

2. アセトンを染み込ませたコットンをアルミホイルで巻く

3. 10~15分ほど時間を置く(→ 反対の手の表面を削る)

4. ウッドスティックやプッシャーでジェルを取り除く



オフはネイル施術の中で一番
自爪にダメージを与えやすい工程です。
オフをする際に使用するアセトンは
爪や皮膚を乾燥をさせます。


できるだけのアセトンを巻く時間短かく
 ダメージを与えない施術方法を解説します。

フィルイン導入サロンでも、
アセトンオフが0とは限りません。

お客様の状況によっては、
 オフせざるおえない状況も考えられます。

この機会にぜひ、見直してみて下さいね!

では、それぞれの手順を詳しく解説していきます。

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施術者、お客様の手指消毒を行います。

 

手指消毒の際にお客様へ、爪の長さを確認して下さい。
短くする場合は、先にネイルニッパーで短くしておきましょう。
(オフの面積が減り、先端からもアセトンが浸透しやすい)
その際、裏からハイポイントの長さを確認
長い場合は無理しないようにして下さい。

 

1. ジェルネイルの表面部分を削る

150~180G程度のウォッシャブルファイル
ジェルネイルの表面を削ります。
(使い古したファイルだと時間が返ってかかります。
 こまめに、ファイルは変えましょう!)


爪ではないのでこの時、
往復がけをしても大丈夫です。
摩擦熱が出ないように同じ位置ではなく
移動させながら削りましょう!

シャイニージェルを使用している場合は、
トップジェルの層がなくなる程度の削りでOKです。
(シャイニージェルはアセトンが透過しやすい
 構造になっている。ハードジェル以外)

違うメーカーまたは、時間短縮
目指すならところどころベースジェルの層
軽く見えるくらい削ると良いでしょう。

ジェルが残りやすい
先端付近は少ししっかりめに削りましょう!

 

2. アセトンを染み込ませたコットンをアルミホイルで巻く

アセトンを巻く前にしっかりダストオフをしましょう!
コットンを押したら、軽くアセトンが
にじみ出るくらい含ませ、そのコットンを爪の上に
乗せてアルミホイル巻くいていきます。

アセトンは揮発しやすい性質です。
アルミを巻いた時、
隙間があると本来の役割を果たしてくれません。
隙間なく密着させるように巻いていきます。

アルミホイルは、第二関節まで届く
大きさのものを使用して下さい。
第二関節までしっかりアルミで巻くことで
お客様の指が動きにくくなります
 =巻いているアルミがしっかり密着してくれます。

 

3. 10~15分ほど時間を置く

(放置時間は、反対の手を同じくオフ(1〜2)していきましょう)

早くアセトンを浸透させるには暖めるとより、
時短につながります。

このひと手間をやるかやらないかで
オフのしやすさは格段に違います!

女性の指先は体温が低くなりがちです。
(特に冬は手が冷えているやすい)
2の後に、手をホットタオルで巻いて
ミトンに入れて保温するだけでアセトンの浸透が
早まり時短オフにつながります。



アセトンは、爪・皮膚の水分油分を
取ってしまうので放置時間を少しでも
短くする事が重要です!



指先を温めることで、
  時間短縮とオフのしやすさに繋がります。


ただし、アセトンは揮発性溶剤のため火気厳禁
ストーブなどの直火で温めるのは絶対NG!です。

 

4. ウッドスティックやプッシャーでネイルを除く

ここでは、無理に剥がさないように注意です。
無理に剥がすことで、
のトッププレート、ミドルプレートも
剥がす可能性が出てきます。
オフしにくい時は、アセトンの浸透が足りないと考え
再度、アセトンを含ませたコットンで巻いてあげましょう。
また、フリーエッジが長い場合は、
お客様の指先を固定することでスムーズにオフ出来ます。



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アセトンは・・・

クリア部分は浸透しやすい
 →軽く傷をつける程度でOK

顔料が多いカラーは浸透しにくい
 →濃いカラーを使用している場合はカラー部分はしっかり削る
  シアー系は軽くでOK

フリーエッジは体温(ベッド)が伝わらない為、時間がかかる
 →フリーエッジはしっかり削る

ラメ・シール・シェルなどの異物は浸透しにくい
 →上記を使用の場合は、しっかり削る

全てを一生懸命削るのではなく・・・
アセトンが浸透しやすい部分は軽く
浸透しにくいところはしっかり削るなどする。

工程ひとつでも、計算して行う事で
施術者の体力の消耗を減らせます。


※また使用するジェルネイルのメーカーによっても異なります。

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◆ 今日のまとめ ◆  

各工程を見直す事でオフはしやすくなる!

アセトンは温める事で浸透が早く時短に!
爪・皮膚を乾燥させるのでアセトンに触れる時間短縮を!

アセトンの浸透しやすい・しにくい部分を把握し
無駄な労力を減らそう!
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